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街の中心で大人が本気で遊べる場所~Frasco~ 

前橋の中心市街地
老舗百貨店の横、交差点の一角に青い木製扉の不思議な空間がある。

「Frasco」

ここは、群馬県前橋市で活動するクリエーターの集団「MAEBASHI CREATORS ACT」が
運営するシェアオフィスだ。

手作りの本棚や椅子と机、窓際の実験用フラスコなど個性的な空間が広がる。

「その本棚400円なんですよ。1枚100円の板を4枚組み合せて完成」

そう笑顔で語ってくれるのは、チーフディレクターで建築家の橋本さんと
クリエイティブディレクターで家具店を営む村井さん。
このFrascoの立ち上げメンバーである。

街ってなんだろう?

買い物する場所
誰かに会いに行く場所
郊外にないものを見に行く場所など
色々考え方はあると思うけど、憧れって無かっただろうか。

「昔は前橋の街にも憧れがあった。
しかし色々な人たちに聞くと
現在は、”行く目的がない” ”知り合いがいない”など
誰もわざわざ行くという人が居なくなっている。

理由が無いなら自分達で作ればいい!と
自然発生的に集まった仲間と作った場所がFrascoなんですよ」と橋本さん。

コンセプトは【まちづかい】

「昔はこの場所も一等地でとても家賃を払える感じじゃなかったけど、
今はみんなで少しづつ資金を出し合う事で借りる事ができる。
ちょこっと飲みにいくのを我慢すれば自分達の場所ができるんですよ!」

大人の秘密基地に憧れている人は多いけど実際つくっちゃえるのは群馬ならでは。
東京ではなかなかできない事だ。

Frascoが出来てちょうど1年。
今までの活動を紹介してもらった。

【シイナイト】
同じ興味を持つ大人が想いを語れる場を創りたい。
そんな想いから始まった企画がシノナイト
MCAの椎名真義さんが開催する、お気に入りの一冊を語り合う場です。

本好きの大人たちが持ち寄る思いの詰まった本について
語らいながらゆったりと時間を過ごす。
街の詩人や文学少女が集い「このページのこの一文で人生が変わった」など、
ときに熱のこもったコメントのやりとりも。

【リペアワークショップ】
今回お話しを伺った村井泰浩さんが開催するのは、
ヴィンテージの椅子をはじめから終わりまでリペアするワークショップ。
村井さんは家具店、Lecon(ルコン)の店主。
均一化され、家具も壊れたら直さずに買い替えるのが一般的になっている中
永い年月を超えても残っているものだけを扱っているこだわりのお店を運営。

そんな村井さんが先生となり、本物に触れ自分の手でフレームのサンディングやオイル仕上げなどを行なう。
やり始めるとみんな無心になり黙々とやり続けてしまう不思議な面白さがあるとか。
自分の手が入る事で愛着が生まれモノの価値観が変わってくる。そんな場を提供している。

【前橋工科大学卒業設計展 まちめぐる建築】
先日行われたこの企画は前橋工科大学の建築学生が日頃研究している
街のことや建築の事を卒業の集大成の作品として街中に展示する設計展。
街中4箇所に展示スペースを設け、見学する人達は自然に街を回遊しながら、
見て回る事ができる。記録的な大雪に見舞われたり色々な困難があったが、最終的には多くの人に
観てもらえることができたイベントだ。
ただの卒業展示ではなく、街全体を使った展示はFrascoらしい発想だ。

その他、デザインスケッチ教室や本物に触れ合えるイベントTOUCHなど
特に縛りを設けずに、面白い事を行なっているという。

「インターネットでボタン一つで何でも揃えられる時代。
僕たちはワンクリックの真逆をいきたいですね」(笑)と橋本さん。

職場でも家庭でもない、第三の場所として大人が子供のように笑顔になれる場所。

あまり元気のなかった前橋が少しづつ変化して面白い街になつているのは
純粋に楽しんでいる大人が増えてきたからだと感じる。

終始笑いの絶えない取材もあっという間。
Frascoの今後の活動も期待しています。

■Frsco
住所/群馬県前橋市千代田町4丁目7-1
facebookページ/www.facebook.com/frasco.mca
2014年03月07日 | ライター:篠原 輝充 | 場所:前橋 | カテゴリー:イベント・祭  遊ぶ 

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