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「かつむすび」前橋の新名物を目指す想いが込められた一品~かつ丼なかや

思い返すと高校の頃は、
帰り道の商店街でコロッケやアイスを仲間と買い食いするのが日課だった。
時には目当てのタコ焼きの為にわざわざ遠回りして帰ったことも。
あの頃の僕らは買い食いが商店街へ足を運ぶ理由の一つだった。

前橋テルサのお隣、シーズポート1Fにある「かつ丼なかや」

定番の玉子とじ、ソース、しょうゆのかつ丼。
更には珍しい塩かつ丼も揃えるこちらのお店で、今売出し中なのが

「かつむすび」

街中で文字通り“食べ歩き”している人がもっと増えて欲しい。
そんな想いと共に生まれた一品だ。

いま閑散としている街中に人を呼び込むために、どんなメニューがいいのか?
ご主人と家族が全員で考え、常連の高校生達にも試食を協力してもらいながら、
半年以上かけて今の形に辿り着いた。

味付けは甘辛のしょうゆ味とソース味の2種類。
1個250円。
揚げたてにかぶりつくとトンカツ味の奥にご飯の甘さが。
“串カツ”ではなく“おむすび”でもなく確かに「かつむすび」だ。
ご飯がトンカツにくるまれている。
味付けといい、ボリューム感といい、
部活帰りの高校生達にピッタリなファーストフードだ。
事実、試食に協力した高校生たちの「旨い!」が決めてになった。

「その高校生達の校内新聞でも取り上げてもらったんですよ」

そう話すご主人は前橋に来られて30年近くになる。
かつて自転車では通れない程賑わっていた前橋アーケード街を知る一人。
もう一度街中に活気を取り戻したいとずっと想い続けている。

その為にも自分たちが生み出した「かつむすび」をどんどん他にマネしていって欲しいと言う。
マネしてくれるお店が増えれば、「かつむすび」を片手に食べ歩く若い人の姿が街中に増え、
前橋の街に新たな名物が生まれ、中心街の活気に繋がっていくはず。変わらない良さだけでなく
新しい挑戦、新しいモノを生み出すことが街の再生を引っ張るはず。
笑顔でご主人はそう語ってくれた。

「前橋の若い人はホントにえらい。みんなが街中をなんとかしようと本気で考えて動いている。そんな姿を見ると、どんどんこちらにも声をかけて欲しいと思う。この年でもまだまだ頑張れるから」
ご主人と長年を共にした女将さんだ。

「かつむすび」

最初は物珍しさで飛び込んだつもりだったが、
実はその一品にはこの街を元気にしたいという想いが込められていた。

前橋の新たな名物を自分たちで作っていく。広げていく。
短い時間だったがとても素敵なお話しを聞かせて頂いた。

最後に。

「かつむすび」誕生の協力者であった当時の高校生達。
今年の成人式の日にお店に挨拶にきてくれたそうだ。
【今の街】を担っている者と【未来の街】を担う者との繋がり。
こんな素敵な繋がりをもっと広げていきたいですね。

■かつ丼なかや
住所/前橋市千代田町2-5-5 シーズポート1F
TEL/027-234-6152
2014年03月14日 | ライター:kyouya | 場所:前橋 | カテゴリー: 飲食店 

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