群馬よもやま話|前橋・高崎など群馬を自慢するwebサイト

バックナンバー検索
  • カテゴリー
  • 場所
  • 季節
  • ライター
  • 記事種類

検索条件リセット

閉じる

良質なおもちゃを通して親と子供たちを育み、育まれてきた空間~MOMO~

子供を授かって考えたことのひとつは、感性を育てるおもちゃを与えたいということ。
で、ふと疑問。感性を育てるおもちゃってどこに行けば手に入るのかしらん?
実物を見たり、触ったり、いろいろ教えてくれるようなところは東京に行かないとないかも…。
いえいえ、群馬にも同じような疑問を持つお父さん・お母さんのお手伝いをしてくれる素敵な場所があります。
高崎の環状線と新幹線が交差する一角にあるおもちゃ屋MOMOさんです。
お店を訪ねると玄関先でシャボン玉吹きのくまさんが出迎えてくれました。
中に一歩入ると、所狭しといろいろなおもちゃが並べられているのが目に飛び込んできます。
おもちゃの多くは木製で、お店全体にぬくもりと柔らかさを生み出しています。
お店を切り盛りされている社長の茂木節夫さんと店長のもぎしづこさんにお話を伺ってきました。

1996年にお店をオープンして以来MOMOが大切にしてきたのは、
お客様とおもちゃの巡り合いのお手伝いを丁寧に丁寧に重ねていくこと。あっという間に18年に。
原点は、子育て真っ只中のもぎさんが子供の発達とおもちゃということを理解して売っているお店がないと感じたこと。
「このくらいの年齢にはこのおもちゃがいい」「このおもちゃを使うとこういう発達にいいんだよ」
そんな会話ができる専門的なお店が当時群馬では見つけられなかった。
とあるご縁で静岡にある絵本とおもちゃの専門店と出会った。
オーナーはいろんなことを知っていて、自分たちの希望に合ったおもちゃをすぐに揃えてくれた。
「群馬には自分たちが望むようなおもちゃ屋さんがない」と話すと
「じゃあ、自分たちでお店をやってみれば?」と勧められる。それがMOMOの始まりだ。

MOMOはお店に並ぶ良質のおもちゃとそれを買っていったお客さんたちに育まれてきた。
開店当初から高崎のみならず、栃木や長野といった隣県からも遠路はるばるやってきてくれたお客さんたち。
良質なおもちゃだからこそ彼らは「買ってよかったです」とまたお店を訪れる。
子供たちがどんなふうにおもちゃで遊んでいたか、一つのおもちゃからお客さんのいろんな評判をもらう。
おかげでもぎさんはおもちゃのことを、子供たちの感性をさらに深く知ることになる。
真面目に作った良質なおもちゃだからこういう嬉しい繰り返しが続く。
部下に赤ちゃんが生まれたのでと、十数年前自分の子供が使っていてよかったもの、
自分の子供がよく使っていた同じおもちゃを買いに来てくれる人たちがいたりするのだ。
そういうサイクルを経験し知っているからやめられない。
疲れちゃったのでお店をやめてしまいたいと思ったことがなかったわけではないけれど、
「『知ってしまっている』ということは皆さんから頂いた財産、やめちゃうわけにはいかないな。
責任があるな。と思いますね。」ともぎさんは語る。

知ってるということが自分にだけ貯まるのではなく、若いお母さんたちに聞いてもらいたい、出会ってもらいたい。
だから、お店に来てくれた親たち子供たちを育む空間をMOMOは提供している。
お母さんたちが手に取ったおもちゃが子供の感性や想像力をどう刺激するか、発達にどう役立つか、
もぎさんは優しく話しかける。まさに18年以上前に探していたおもちゃ屋さんの姿だ。
必要なものをきちんと必要なときに買ってあげる、おもちゃをしっかり丁寧に大人が選んであげることが大切ということを伝える。
シュタイナーやモンテッソーリの教育についての講演会も開催しているが、教育論の理屈を知ってもらうためではない。
講演を通じておもちゃに触れてもらうこと、子育てに役に立つ情報を得てちょっとだけ
子育てが気楽になれるような機会を提供できたらいいなという思いからと社長の茂木さんが教えてくれた。
こういう場でいろんなお母さんたちが共有することで心強くなれる、そんな手ごたえを感じているそうだ。
「知ると楽になる」ということを若い世代に伝えたいもぎさん。
1歳・2歳くらいの子供はがちゃがちゃして集中力がないと困惑するお母さんたちに、
「むしろそれは健康な証拠ですよ。物を落としたりこぼしたりしたものは
1、2年お母さんが元に戻してあげればいいんですよ。みんなそうなんですよ。」
とさりげなく話すことで子育てがいくらか楽になるかもと。
確かに、子供の出産・育児で取り残されているような気持ちになりがちなお母さんたちにとっては、
「ああ、みんな同じように悩んでいるんだ」という安心感を与える言葉だなと自分の体験を含め納得。
子供たちがおもちゃとの出会いにワクワクし、親にとっては安心と温かさに出会える、居心地の良い場所がそこにあった。

本当に良いものを子供たちにプレゼントしたいときは、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
そんな時はすかさず店長さんにご相談ください!

■MOMO
住所/群馬県高崎市下小鳥町463-1
TEL/027-362-3508
営業時間/10:00~19:00
定休日/火曜日
※営業時間・定休日は季節等により変更になります。
2013年11月15日 | ライター:よもやまライター | 場所:高崎 | カテゴリー: 遊ぶ 

最新バックナンバー

その他のバックナンバーを見る


ページトップへ
フリーワード検索