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群馬の自慢を支える力~上州の誇り 「嬶(かかあ)天下とからっ風」□【群馬よもやま話1周年御礼】□よもやま話取材で出会った夫唱婦随

「嬶(かかあ)天下とからっ風」。

子供のころからよく耳にした言葉(な気がする)。これは大阪のことだと思っていた。
大阪の夫婦は歳行くと「おかぁちゃん(母親のことではない、群馬でいう嬶)はオッチャン化し、
おとうちゃん(当然父親のことではなく旦那さんのこと)はどんどんオバチャン化する」のが通例。
したがって「おとうちゃん<おかあちゃん」現象が巷に蔓延する。
私の周りにもそんな夫婦がたくさんいて、大阪弁で言う”けったいな”毎日を過ごしていた。
ただ「からっ風?大阪は風なんか吹かへんし…」なんやそれは???であった。

で、群馬。
「嬶(かかあ)天下とからっ風」。
これはご存じのとおり、上州の気質・名物を表した言葉である。
「からっ風」は片道10㌔の自転車通勤の筆者、身をもってその威力を体感しているが、
「嬶(かかあ)天下」。群馬の女性も大阪同様オッチャン化するのか?すると男性も…

そう思い調べてみると
「嬶(かかあ)天下」とは”働きのもので天下一の奥さんを旦那が自慢してほめたたえた言葉”らしい。
群馬の働き者の奥さんも、それを自慢する旦那さんの度量もなんかええやないですか。

ということで、1周年の群馬よもやま話はこの1年で出会った

素敵な「嬶(かかあ)天下」なご夫婦を、1年間感謝の気持ちも込めてご紹介すべく足を運んだ。

最初は前橋の弁天通にある祭専門店「マメゼン」の岸篤美さん・礼子さん。
「祭の粋」を標榜する看板と彩り鮮やかな店内に久しぶりに伺った。
かつて突然伺った編集部を歓待してくれた下町の肝っ玉かあさんという風情の礼子さん。
居心地がいいのか、以来頻繁にお邪魔することに。
今は夏の七夕祭りから秋の前橋祭に向けて、
篤美さんは大好きな祭りの真っただ中、飛び回っているという。
「お父さんの祭り好きは相変わらず。でも私の祭り好きも同様だから仕方ないね」とくったくない笑顔。
とっても愉快な下町家族を支えるおかあさんである。

お次は新前橋駅前にお店を構える旬彩「うみんちゅ」の山本信吾さん・光美(てるみ)さん。
取材のとき「うみんちゅ」の屋号は息子さん「海人(かいと)くん」の名前からとったと伺った。
2人が知り合ったのは修業時代。
「まじめで信頼できる人」という光美さんの第一印象。そのご主人とともに走り続けている。
9年前、2人で店を立ち上げるときに、夫と一緒に、夫を支えて頑張らなきゃいけないという決意と
まだ幼い息子と一緒にいる感覚を「うみんちゅ」という名前にいつも感じながら・・・
ご主人が強がりながらも奥さんを自慢し、頼りにしていること、この写真を見れば一目瞭然です。
お店で信吾さんの料理と一緒に光美さんの笑顔もご賞味ください。

続いてはご存じ「卯三郎こけし」の岡本有司さん、芳江さんご夫婦。
そもそも群馬の創作こけし、生糸の巻取りの器具を改造して木型をくりぬく“ろくろ”をつかって、
ご主人が木型をくりぬき、奥さんが絵付けをするという夫婦分業制で戦後おこったものらしい。
そもそもの成り立ちからして、「嬶天下」のこの群馬で育つべきして育った産業かと・・・
有司さんが切り出した木型に絵付けをするのが芳江さん。芳江さんの肩書は企画課長。
今回作業場に伺うと、芳江さんの周りには新企画のスケッチがたくさん張り出されている。
企業秘密なので詳しくは書けないが○○、■■、△△・・・魅力的な新企画満載である。
今後の卯三郎のこけしにも注目していただきたい。

そしてトリを飾るのは、記念すべき群馬よもやま話第1回で紹介をさせていただいたお店、
海なし県“群馬”で新鮮な、これまで見たことのない魚を食べさせてくれる
高崎の「くなしり」のおとうさん、おかあさん。
北海道で13年にわたって漁師をしていたお父さん、なぜか群馬で落ち着いておかあさんと一緒に。
その経緯は伺ったことはないが、お店でのおとうさんとおかあさんのやり取りは絶妙。
実は高崎単身赴任の筆者は、閉店間際のくなしりを訪れることしばし。
50前の筆者にも翌日のおにぎりをおとうさんが作ってくれたり、
おかあさんの郷でできた果実をいただいたり、厚かましいお付き合いをさせていただいている。
お店に取材時に撮影したお二人の写真を誇らしげに飾っていただいている。感謝である。

こんな風に1年間「嬶天下」だけではなく、群馬の自慢を描いてきた「群馬よもやま話」。
おかげさまでこの8月1日で1周年を迎えます。
群馬の人たちが群馬を真正面から自慢するお手伝いをしよう!!と勝手に盛り上がり、
群馬を自慢するWebサイトを作ろう!!と意志を固めて1年。
この1年間、迷惑を顧みず押し掛けて取材させていただいた群馬の自慢の皆様方、
書き手の主観に満ちた自慢礼賛する原稿を、楽しみにしていただいた読者の皆様、
自分を含め、業務の傍ら自慢を描き続けた編集部のスタッフ、本当に感謝しております。
そして、1年間自慢を描いて85本、85通りの群馬の自慢を描けたことに少し満足しながら、
来週からも自慢を探して描いて行きます。これからもよろしくお願いいたします。

■祭専門店「マメゼン」 前橋弁天通り
■「うみんちゅ」 新前橋駅前
■創作こけし「卯三郎こけし」 榛東村
■カレーうどんの「みわや」 安中板鼻
■「くなしり」 高崎駅西口

~群馬を自慢するWebサイト~
群馬よもやま話
http://gunma.yomo-yama.com/
2013年08月01日 | ライター:銀ちゃん | 場所:前橋 北毛 西毛 高崎 | カテゴリー:モノ・ワザ   

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