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少し背伸びして、大人の空間を味わう【寿司割烹 桃乃木】

皆さんは割烹料理と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
私は31歳男性だが、正直格式が高いイメージを持っていた。

実際のお店は、『私が思っている通りなのか』『実は、違うのか』を
確かめたくなり勇気を振り絞り、訪問しレポートする事を決めた。

とある金曜日。
仕事を早々に切り上げ友人と2人、前橋市下小出町にある
寿司割烹【桃乃木】を訪れた。
お店に入ると
2代目の大将(長島 毅さん)が『いらっしゃい』と笑顔で迎えてくれた。
こちらのお店は、創業38年と歴史あるお店。
先代が1代でお店を築き、今は2代目が中心にお店の切り盛りを行っているお店だ。

そんな毅さんは、高校卒業後に板前を目指すため
群馬から遠く離れた大阪にある辻調理師専門学校へ進学。
卒業後は6年間、大阪にある料理店で修業をされていた。
辛い事も多かったが、大阪での修行が今に活かされていると毅さんは当時を振り返る。

大阪の魚市場は東京の築地にも負けず劣らず活気があった。
大阪のお店では、仕入れは大将の仕事だった。
大将に無理を言い、魚の仕入れを勉強するため、良く連れて行ってもらったらしい。
厳しい環境で揉まれた事で、大きく成長出来た。

そんな経験があるからこそ、魚の仕入れには妥協をしない。
【桃乃木】の魚の仕入れは前橋ではなく高崎市場まで足を延ばしている。
理由は、高崎市場には先代からの顔見知りも多く
新鮮な魚はもちろん、旬な魚や珍しい魚などを仕入れられるため
手間暇を惜しまないのだと毅さんは教えてくれた。

そこまで徹底した姿勢を貫き通せるのには、毅さんの料理へのこだわりや
そしてお客様への想いがあるからだと話を聞いていて感じた。

板前として1番のやりがいは、自分の造った料理で目の前のお客さんが喜んでくれること。
何より嬉しいのは、お客様が『美味しい』と料理を残さず食べてくれた時。
逆に、自分がどれだけ一生懸命造った料理でも、お客様の口に合わなければ残されてしまう厳しい世界。
1品1品お客様との真剣勝負をしている気持ちで料理をお出ししている。
そして、お店に来てくれる全ての人が笑顔で帰り、また来てもらえるそんなお店にしたいと話を続けた。

確かに、桃乃木には年代を問わず色々なお客様が来ていると感じた。
1人の人もいれば、知り合いと来ている人、私のおじいちゃんくらいの人もいれば同世代ぐらいの人も。
共通している点は1つ。『桃乃木』に魅力を感じ、何度もお店に足を運んでいる点。

桃乃木の魅力とはどんな所なのだろうか?

カウンター後ろに並ぶお酒は、毅さんが厳選したもの。
本格焼酎を30種類以上用意している。
お酒の種類は、鹿児島県の佐藤(芋焼酎)やもぐら(芋焼酎)、宮崎県の陶眠中々(麦焼酎)など
九州のお酒が中心に並ぶ。
色々ある中から陶眠中々を注文。麦独特の甘みがして、非常に口当たりが良かった。

出される料理も、旬の食材を使ったものが多い。
蕪や茄子、筍が料理人の手にかかるとこんなにおいしい料理に代わるのかと驚かされた。
最後に頂いたお寿司は文句なしに旨い。
既に、お腹がいっぱいになっていたので6貫にしたが
お腹が空いていたらもっと食べたかったなぁ~と悔やむ程美味しかった。

店内は、落ち着いた雰囲気。カウンターでは、群馬名物のダルマが出迎えてくれる。
群馬県民の私としては、ダルマが出迎えてくれるのは地元に居る事を実感出来て安心する。

カウンター越しに立つ毅さん。
そこで繰り広げられる料理の説明や他愛もない会話が新鮮でやけに居心地が良かった。
料理は、作り手の気持ちや素材を知る事でより一層旨みを感じる事が出来るのだと実感。
桃乃木では、料理はもちろんだが訪れたお客様に良い空間も提供しているのだと感じた。
実際、1人で来ているお客様と毅さんとの、程よい距離感。この方も桃乃木のファンに違いないと感じた。

今回、レポートして分かったことは寿司割烹【桃乃木】は
訪れるお客様に笑顔で帰ってもらうために努力をし続けているのだと感じた。
そんな桃乃木が好きな人が集まっている。
桃乃木を介して、見知らぬ人との交流があるのも魅力の1つではないかと感じる。

料金も割烹料理と聞くと高いイメージがあったが、そんなことはなかった。
むしろ、本格的な料理をこの値段で食べられるのはお得なのではないかと思った。

少し、落ち着いた空間で食事をしたい時にはぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか。

■寿し割烹 桃乃木
住所:前橋市下小出町2-39-18
営業時間:11:30~14:00
17:00~22:00
定休日:月曜日
TEL:027-232-9330
2013年05月17日 | ライター:k_miyazawa | 場所:前橋 | カテゴリー:  飲食店 

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