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街の人たちの映画への愛情を紡いだ27年/市民たちの手作り~第27回高崎映画祭

今年も高崎の街で映画祭が開かれた。
1987年の映画祭スタートから数えて27年、
第27回の高崎映画祭が2013年3月23日~4月7日まで開催された。

群馬の皆さんに「高崎映画祭」のことをことさらに説明するのもなんなのだが、
高崎映画祭とは茂木正男さんを中心とした街の映画好きたちが1987年に立ち上げ、
第1回から今日に至るまで、「すべてが市民のボランティアで創られている映画祭」である、
と以前の取材で教えていただいた。

実は高崎映画祭、自分にとっても群馬の印象と切っても切り離せないもの。
それは初めて筆者が群馬、高崎駅に降り立った2011年ちょうど今頃、
大阪人から見ると本当に遠く感じられる群馬・高崎駅から見る景色の中に見えたのが「第25回高崎映画祭」の横断幕。
なぜ高崎で映画祭が?
そんな疑問とともに高崎の街に降り立ったことを鮮明に覚えている。
以来、高崎=映画・・・のつながりが自分の中で強力なものとなったのである。

今回、以前取材をさせていただいた縁で高崎映画祭の総合ディレクター志尾睦子さんにお願いして、
大阪の地域コーディネーター仲間(芸大映画学科出身で大の映画好き)と一緒に、
第27回高崎映画祭のオープニング記念上映会、受賞式に押し掛けた。

開始時間1時間前の3月24日13時、会場である高崎市文化会館へ向かう。
すでに会場周辺は込み合い、たくさんの人々が高崎市文化会館に向かっている。
開場までまだ1時間もあるにもかかわらず笑顔で展示ボードや映画パンフレットを読み込むお客さんの姿。
映画は映画館で見てこそだなぁ…の思いが胸に去来する。

オープニング上映された映画は今回の最優秀監督賞 井筒和幸監督の『黄金を抱いて翔べ』。
個人的には井筒監督は「岸和田少年愚連隊」をはじめ、一方的に共感している好きな監督さん。
で、今回『黄金を抱いて翔べ』。2回目なのだが、面白い。
映画の舞台の大阪・阪急相川周辺。死んだ親父が事業を起こした街、そして同行した仲間が育った街。
こんなところでも印象深い。ますます高崎=映画・・・のつながりが自分の中で強力に、である。

授賞式は正直圧倒された。
創設者の茂木さんは授賞式にこだわっていたという。
「壇上に今を時めく有名な人たちが並んで、地方の映画好きのおっちゃんがステージで表彰する、
こんなことできたらうれしいなぁ…って」
まさにその通り、各賞受賞者が全員高崎の街にやってきた。

「高崎に来れて感無量だよ」井筒監督の言葉である。

市民が創った、そして27年たった今も市民が創り続ける映画祭。
そんな街の人たちの映画への愛情を紡いだ高崎映画祭。
やっぱり映画は映画館で見るもんだな、そう感じさせてくれた週末であった。

■高崎映画祭
http://takasaki.film.gunma.jp/
2013年04月12日 | ライター:銀ちゃん | 場所:高崎 | カテゴリー:イベント・祭  

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