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『2012 秋、酒蔵にて..銀河鉄道の夜』 ~16人の作家が奏でる街角美術館~

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ

作家でもあり、詩人でもあり、教育者でもあった宮沢賢治の
「銀河鉄道の夜」をテーマにした作家展
2012秋、酒蔵にて・・・

中之条にある、旧 廣盛酒造蔵という趣のある建物を舞台に
木漆/発酵/陶磁/陶彫/陶/廃遊/木工/石彫刻/酒/鉄/ステンドグラス/書道/彫
物語のストーリーや作者の思いになぞらえた作品が並び
ジョバンニ、カムパネルラ、銀河ステーション、サソリの火・・・
まさに「銀河鉄道の夜」の世界が広がっている

今回のようなテーマ展というイベントを企画したきっかけは、
作品に興味がなくても、酒や食などのキーワードに興味のある人が訪れてくれればいい
作家と話し、作品を味わってもらえるきっかけづくりをしたい
そんな思いに共感する作家さん達から生まれたアイディアなのだ

それぞれの作家さんがテーマに沿って作品創りをしているなかで
分かりやすい例として、料理人 堀澤さんの作品を紹介したい

宮沢賢治がベジタリアンだったことに因んで創ったランチは、おかずだけで全12品
今回のイベントでのみ食べられる特別メニューだ

かば焼き蓮根ハンバーグ
白菜漬け
豆腐の味噌漬け
人参梅酢和え
焼きピーマンピクルス
半熟干し柿
ブロッコリーペースト
干しかぼちゃ
キャベツの古漬け
みょうがの甘酢漬け
こんにゃく唐揚げ
落花生味噌

どれから食べようか迷うほどの食材が、6つのゾーンに盛り付けられている
ちょっぴり宮沢賢治になった気分で、玄米と具だくさんの澄まし汁でいただく

美味しい旬の野菜、他ではあまり見たことのない工夫を凝らした調理法
動物性のものや砂糖は使わず、甘酒や水あめで甘さをだす、発酵食品を使うなど
美味しさもこだわりも深い

いつもは寡黙に、自分の世界に没頭しながら作品を創っている作家さん達だが
設定されたテーマに沿って創作することで、自分自身の新領域へのチャレンジになるとか
自信を持って創り上げた作品であっても、他の競演者と作品を並べあうことで悔しさや新しい気付きがある
誰かとコラボすることで刺激を与え合い、よりインスピレーションが冴えるともいう
そんな新しい出会いと化学変化がおきるのが面白いらしいのだ

ひとくちに作家。と聞くと
孤高の作品作り ストイックなイメージが浮かぶかもしれないが
若くアグレッシブで、楽しそうにモノづくりをしている
そんな作家さん達の素顔をぜひ一度見に来てほしい

――永久の未完成これ完成である――
宮沢賢治

■2012 秋、酒蔵にて
~テーマ展 銀河鉄道の夜~
代表 吉澤 良一
TEL/090-3436-8607
2012年11月23日 | ライター:るー | 場所:北毛 | カテゴリー:イベント・祭 モノ・ワザ 

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