群馬よもやま話|前橋・高崎など群馬を自慢するwebサイト

バックナンバー検索
  • カテゴリー
  • 場所
  • 季節
  • ライター
  • 記事種類

検索条件リセット

閉じる

祭とは、皆で声張り上げ盛り上がってこそ!~渋川山車祭り~

夏と言ったらお祭り好きの血が騒ぐ季節。
群馬県内でも様々な祭りがある中で、
今年渋川市で2年に1度開催される祭りがあると聞いたので伺ってみた。

関東のあばれ山車「渋川山車まつり」

交通規制の中心街に入ると、法被姿が増え始めた。
遠くからお囃子の音色。

少し歩くと山車が現れた。
100m近くある2本の引き綱を100人位で威勢よく引いている。

「わっしょい!!!」 「わっしょい!!!」 「わっしょい!!!」

元気な掛け声。

山車の上ではお囃子が音色を奏でている。

見ものは大太鼓(おおど)
横にはみ出して据え付けてある大太鼓は
叩き手が命綱を付け、山車から外に身を乗り出しながら華麗に舞うように叩く。
新町の「水車流」、板下町の「雲竜型」など各町により叩き方は
異なるようで優雅な姿は見ものだ。

街中を練り歩く山車は今年全部で19台。
飾りや大きさも異なり、町ごとに特徴が出ている。

坂を下りながら、辰巳町の信号に行くと山車が集結していた。

2本の引き綱を張りながら、2つの町の若連が集まる。
何かが始まる予感・・・

綱頭の合図と共に、
「おーーー!」

威勢の良い声と共に2つの町が
中央にかけより勢い比べが始まった。

「わっしょい!!!」 「わっしょい!!!」 「わっしょい!!!」
「それ!、それ!、それ!、それ!!!
「気合い入れてけ!」

左右・上下に 引手同士がぶつかり合いながら。威勢よく揉み合う。
始めは喧嘩か?と思う勢いの良さ。
全員が入り混じって、とにかくハチャメチャで元気だ。
腹のそこから声を張り上げ、
ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!と綱頭が音頭をとりながら
揉みくちゃになりながらも、破天荒なこの祭りを全員が楽しんでいる。
あばれ山車ってこの事か!と納得の光景。

主要な場所では、何町かが集まり、山車を止めてお囃子の競演をする。
「せり合い」というらしい。
ここでは太鼓の打ち手も笛も他町に負けないよう、熟練度の高い者を当てる。
お囃子に関わる全員が最も緊張する瞬間だそうだ。

取材中に初老のご夫婦にお話しを聞いたが
昔は、区画整理がされていなかったので道が狭く、
八百屋さんや魚屋さんの店先にに勢い余って山車が突っ込んだりしたそうだ。
「昔は熊野町が一番端っこだったのに今じゃ貫禄ついちゃった」
と町の数が少なかった当時を懐かしむ言葉も。
祭りは日本人にとって特別なイベント。
昔から、数々の物語があったんだろうな~と思わせてくれる。

街中は祭りムード一色。
法被を纏いながら粋にキメ、
勢いよく揉みながら練り歩く人達はとにかく輝いていた。

大声張り上げて、みんなで盛り上がれる機会って
やっぱりいいな!と改めて思う。

次の開催は2年後。大いに元気をもらったので
明日からの仕事が頑張れそうだ。

渋川山車まつり
住所:群馬県渋川市
2012年09月03日 | ライター:篠原 輝充 | 場所:北毛 | カテゴリー:イベント・祭  

最新バックナンバー

その他のバックナンバーを見る


ページトップへ
フリーワード検索